本日はアオヤンマ狙い、空が思っていたより暗く、半袖シャツでは肌寒いくらいだったので、トンボは最初どうかなと思っていたけど、目的のアオヤンマはまずまず出ているようです。
最初に撮れた若い♂はパトロール前の休憩といった風情だった、下草の中ややこしいところに止まってくれたもんで接近には寛容なものの、全体をとらえるいいアングルはなかった。基本的に周りの邪魔なものをどかすなどという行為は面白くないと思っているので、そのままの状態のなかでベストアングルを探している。
あちこちを探索してゆくうちに2匹3匹と足元からアオヤンマを飛ばしてしまうが、とにかく保護色というか下草に絡む絶妙なカラーリングは感心するほかない。3匹目を飛ばしてしまい長い溜息のあと、ふと目に留まったアオヤンマの交尾体。♂はどうやら私が気に入らないようで細かく翅を震わせたり翅を立てたりする行動を見せるが、肝心の♀がおっとりと落ち着いているものだから逃げたい衝動を抑えざる得ないようでした。
そんな時周囲でバサッバサッと羽ばたきが聞こえるので、目を向けると右手1mくらいのところに飛来した交尾体が下草に静止しました、あわててカメラを向けるが非常に撮りづらい、向こうも静止した場所が気に入らないようで2回シャッターを切ったところで飛び立ってしまった。
最後に初夏の風物詩?コシアキトンボ、オビ姫を見かけたけど残念ながら撮ることができなかった。