ようやくのキイロサナエ

千葉県にて

晴れ 30℃

実はこのところ2回ほどチャレンジしてたが全くの空振りだった、本日は天気も最高だし梅雨に入ってしまったので、今季最後のチャンスかもと目を血走らせて探し回った。

キイロサナエ

どうにか探したものの数は少ない、以前は結構見られたらしいが、どうやら私にとっては千葉のキイロサナエは希少な存在となったようだ。
オオヨシキリがうるさく泣いている葦原でどうやら雌が休憩していたらしいが、気づかず横を通り過ぎてしまい、飛ばしてしまったが、キイロサナエの雌は撮ったことがないというより、見たことがないので空高く舞い上がってしまったおそらく雌を見上げて、つくづく残念に想った。

これが最初に見つけたキイロサナエ、この時点で暑さのせいであきらめかけていたので、これを見つけたときはうれしかった、見つけたとき少し距離があったせいか、幾分小さく見え多分遠めには色柄が近い?シオヤトンボの老熟した雌だと思い、あまり期待せずにレンズを向けたところキイロサナエだったので一気に気分が高揚した。とにかく飛ばしてしまうと空高く舞い上がってしまい戻ってこなくなることを何度か経験しているので、最初は遠くからズームの望遠端で狙い徐々にレンズを縮めながら近寄って行った、結局レンズの最短撮影距離に届く前に飛ばしてしまい、なんと近くで縄張りを張っていた雄に絡まれ、やはり空高く舞い上がりどこかに行ってしまった。

ハラビロトンボ

うれしかったのはキイロサナエを見つけたところの近くの田んぼでハラビロトンボが群れて(と言っても10数匹だが)元気よくバトルしているのが見られたこと。自分にとり千葉県でこのくらいまとまってハラビロトンボを見るのは数年ぶり、考えたら去年はハラビロトンボを見ていない、私はこのトンボがいることでその場所が、地元よりワンランク上の自然であることへの指標と思っている。見かけた田んぼはそこいらじゅう田んぼだらけの中の一反か二反なので、トンボにとってはこの田んぼに惹かれる何かがあるんでしょうね。
老熟しているシオヤトンボの雌をちょくちょく見かけた、この前来た時には元気のいい雄を多数見かけたが本日雄はほとんど見につかなかった。

シオヤトンボ

トンボの世界にもいろいろと事情があったりするんだろうと想像するしかないけど、そろそろ帰ろうかを来た道を戻りかけているとき蜂がズボンに止まった。

蜂に擬態?

まだ小学生のころよせばいいのに駄菓子屋で買った捕虫網を得意になり振り回し、多分アシナガバチを捕獲してしまいよせばいいのに蜂を大事な捕虫網から出そうとして指先を刺された、数日人差し指の晴れが引かずにいたい思いをした経験があり、少し緊張したが蜂にしちゃ変だと最初から思っていた、よく見るとこれは蛾みたいだ一見すると蜂っぽいけど大体飛び方がヒラヒラではまるで違うよ。