水元公園にて
曇時々晴 29℃
まあ、行けばいつもの見慣れたトンボを見れる安心感も捨てがたい。でもたまには思いがけないようなチャンスに恵まれたりするのがフィールドワークの醍醐味だったりします。それは、そこでは初めて見るトンボとか、普段から見ているトンボでも平常飛び回ってばかりいるトンボの静止している姿とか、ましてや交尾体が静止している場面に出くわすことができたら無上の喜びを感じます。なんて少し思わせぶりでしたが、今回はそんなチャンスに恵まれたわけではなくほぼ常連さんばっかりでした。
比較的珍しかったのがクロスジギンヤンマの産卵と確か去年は見ていないキイトトンボが本日の探訪?では見られたので、ここんとこ忙しい日が続き疲れた体を引きずってまで近場とはいえトンボ観察に赴いた甲斐があったということなんでしょう。
雄同士はすでに水辺で熾烈な縄張り争いを演じているウチワヤンマも、女の子同士は仲良くやっているようです。特に枝を争うでもなく、時々思い思いにエサを追っては自分の枝に帰ってくるようでした。
本日はウチワヤンマの交尾体が飛び回るのを今年初めて見ました、これをみると私は真夏まじかいのを体にずしんと感じます、どうか今年こそ猛暑でありますように。帰りがけにウチワヤンマの交尾体が水面上のポールに静止しているのが見られました。生憎近寄れない場所でかなり遠距離から480mm相当で撮った画像を鬼のようにトリミングしています。このシリーズのレンズは2代目ですが望遠端での性能は素人目には多分同等っていうか進歩ない印象です、三脚を使用すれば少しは解像度が上がったかな・・・
めちゃくちゃなトリミングを施しているので文句言ったら罰が当たりますか。